Ⅰ親子・親族間の「時価の買い戻し」で解決

ローン滞納・・・「でもマイホームを手放したくない」 実例①~⑤

今現在、住宅ローンなどの債務を返済できない方が増えています。このままだと。銀行などから「期限の利益を失う」と通告された後、自宅などが「競売」にかけられてしまう。しかし、サービサー法の活用により、その不動産を手放さずに尚且つ、そこに住み続ける方法がある。それが親子・親族間売買による「時価の買い戻し」という手法だ。弊社で過去に扱った事例を①~⑤を紹介します。

悩む人

事例①「自宅兼マンション1棟息子さんが獲得」

借入金が約1憶8千万円のKさん(横浜市)は賃貸マンションビルを所有し、家族と同じビルに住んでいました。債権者(銀行と保証協会)との交渉と同時に、弊社では、Kさんの息子に融資してくれる金融機関を探しました。そして、信託銀行から7千万円の融資を取り付けることができました。債権者にいわゆる「損切り」をさせ、同ビル一棟すべての所有権を売買で息子さんへ移転させることに成功。その結果Kさん一家の借金は減額となり、賃貸マンションビルの安定収入が入ってくる生活を送っていらっしゃいます。

事例②「自宅兼会社事務所から転居をせずに買い戻し」

建築会社社長のSさん(川崎市)は3階の自宅兼会社事務所ビルを所有。住宅ローンに加え、事業資金の借り入れが増え合計1億1千万円になってしまいました。その上、不渡りを掴まされ、とうとう競売にかけられてしまいました。弊社が経費を含め4千500万円で一度買い取り、1年後に息子さんが住宅ローンの融資を受け、買い戻しました。

事例③「一家全員転居せず、2軒買い戻し」

Iさん(町田市)は娘さん家族と同居していました。隣にIさんの妻の弟一家が住んでしました。2軒ともIさんの所有物件でした。しかし、元請け会社の不調から事業が行き詰まり、住宅ローンも事業資金融資の返済も、さらに税金も滞納し、債務額は合計2億円になってしまいました。そこで、馴染みのある不動産屋に相談したのですが、銀行、保証協会、税務署、市役所、商工ローンとの損切り交渉が必要なため、困り果て弊社に依頼されることになりました。相談時には、既に競売申立てがなされていましたが、弊社が債権者すべてとのタフな交渉を進めた結果、娘婿と妻の弟が計7千万円で買い戻すことで解決することができました。

 

 

 

解決の2年後さらに交渉した結果、債権者様は30万円の支払いで残 債 約1億円 を 完 全 に 消 し て く れ ま し た。

家族

事例④「鉄筋コンクリートの邸宅を買い戻し」

湘南地区の古くからの地主、中堅建設会社のFさんは、年間20億円の事業を経営。しかし、失敗した。鉄筋コンクリート造りの自宅(2世帯住宅)とアパートを担保に借り入れた約3億円の債務返済が不可能となり、競売になってしまいました。債権者は銀行と保証協会。幸いに息子さんは事業に関与しておらず、年間1千万円を超える定期収入があったため、約8千万円で自宅を買い戻しました。転居することもなく、その後も邸宅に住み続けています。

事例⑤「広い庭付きを息子さんが買い戻し」

Nさん(横浜市)は高台の庭付きの戸建に住んでいましたが、株式投資等に失敗。あるノンバンクに多額の借金を抱えてしまいました。そこが倒産し、債権がサービサーに譲渡され競売申し立てとなりました。所有者のNさんは大手不動産会社に任せ、第三者への任意売却を決めていましたが、妻と息子が「やはりここに住みたい」と期間入札の2ヵ月前に弊社に相談に来られました。そこで、弊社は、迅速に対応し、息子さんが安い時価で買い戻すことに成功しました。

 

※債権回収会社(サービサー)とは、金融機関等から委託を受けまたは譲り受けて、特定金銭債権の管理回収を行う法務大臣の許可を得た民間の債権管理回収専門業者です。

 

・弁護士法により、弁護士または弁護士法人以外のものがこの業務を行うことは禁じられていましたが、不良債権の処理等を促進するために「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」が施行され、特例としてこのような民間会社の設立ができるようになりました。

家